ICTを活用した「新たな学び」の公開授業
11月21日には、下伊那視聴覚・情報教育研究大会が本校で行われました。喬木村「新たな学び」の公開授業も兼ねていましたので、飯田・下伊那の先生方のみならず県内外から多くの先生方にお越しいただきました。
授業は全クラス公開で行いました。視聴覚・情報教育の研究大会ですのでどの学級もタブレット等のICT機器を活用した授業を見ていただきました(第一小では普段の授業ですが)。1年生は同じ形を回したりひっくり返したりして形の仲間分けをしてタブレットに記録し、友だちの考えと比較していました。タブレットの良さは、瞬時に、クラスの友だち全員が今考えていることを知ることができ、友だちの考えを参考にしながら自分の考えをさらに良くしていく(再構築する)ことができるところです。1・2年生でもそれができます。3年生以上は、最初の自分の考えに友達の考えや新たな情報を取り入れて、分類したり関連付けたりして、いったん整理する「構造化」にもチャレンジしています。タイピングが早く打てる高学年のクラスでは、席を立ち、自分と異なる考えの友に質問したり、似
ている考えの友と考えをより確かにしたりする「言葉での対話(生の対話、ディスカッション)」も生まれてきます。参観された先生方からは、「全校の児童がタブレットを使い慣れていてすごい」「友達の考えを参考にしたり、自分に必要なツールを選択したりして主体的に学んでいる」「村全体、学校職員が同一歩調で授業づくりにチャレンジしている成果が現れている」などのご意見をいただきました。