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11月, 2020の投稿を表示しています

5年生 小麦学習

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11月13日には、5年生が小麦を畑にまく体験をしました。JA女性部の方々が管理している畑に行って指導していただきました。まず、喬木村で作っている小麦について教えていただきました。安全でおいしく、体に優しい小麦栽培を目指しているという話を、子どもたちはうなずきながら真剣に聞きました。自分たちの身近にこのような情熱を持って農作業をしている人たちがいることを知る良い機会になりました。次に、手押しの麦まき機を使って一人ずつ順番に小麦をまきました。初めて見たり触ったりする道具に戸惑いながらも、優しく指導していただいて丁寧に作業を進めました。まいた小麦は厳しい冬の寒さを乗り越えて、来年の春過ぎに収穫できるようになります。年度を超えて取り組む活動になりますが、子どもたちは金色に実る小麦を楽しみにしています。

授業参観・学級懇談会

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11月19日には授業参観と学級懇談会を行いました。授業参観は、密を避けるために1・2時間目は1・2年、3・4時間目は3・4年、5・6時間目は5・6年と、参観できる時間を振り分けて実施しました。子どもたちが頑張って取り組んでいる様子を、保護者の皆さんに見守っていただきました。多くのクラスがタブレットパソコンを使う活動を授業に取り入れて、ICT機器を使いこなしながら学習に生かしている様子を見ていただきました。児童が作った習字作品や図工の作品などを廊下に展示して、学習の成果も見ていただきました。多くの保護者の方が展示された作品の前で足を止めて、じっくりと見ている様子がありました。放課後は、各クラスで学級懇談会を開きました。今年度はなかなか保護者の皆さんと直接お話しすることがなかったのですが、多くの保護者の皆さんに参加していただき、子どもたちの豊かな学びのために有意義な話し合いをもつことができました。ご来校いただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。

避難訓練

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11月25日には、火災を想定した避難訓練を行いました。今年度、初めて全校児童が校庭に避難する訓練でした。「火災発生、火災発生」のアナウンスから、全校の児童が校庭に集合するまでにかかった時間はわずか2分4秒。全校児童が、黙って静かに放送や担任の先生の指示を聞き、素早く整然と避難することができました。校庭に集合したときには、密を避けて列の間を広く開けて並び、感染予防を意識することも指導しました。避難後の校長指導では、「慌てないこと、自分の命は自分で守ること」の大切さについて指導しました。これから、暖房器具を使用する時期になり、火気の取り扱いには十分気を付けることが必要です。ご家庭でも指導をお願いします。

4年生 阿島傘作り学習

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本校では4年生が、喬木村の伝統産業であり、今では特産品にもなっている「阿島傘」について学んでいます。11月11日に2組が、12日には1組が、阿島傘伝承館で実際に阿島傘を作る体験をしました。この日は、和傘の骨組みに和紙を貼る作業を行いました。阿島傘保存会の皆さんから説明を受け、グループに分かれて順番に和紙を貼っていきます。傘の骨組みに刷毛を使って糊を塗るのですが、細い竹の棒なので上手に塗ることが難しく、子どもたちは集中して刷毛を動かしていました。その骨組みの上に扇形に切った和紙を貼りますが、これも集中しないとずれてしまったり、重なってしまったりして、とても難しい作業でした。和紙を貼ると、最後に余分な部分をカミソリで切り取る作業があります。余分なところまで切らないように、慌てず丁寧にできました。一つ一つの工程が神経を使う手作業でしたが、子どもたちは「がんばって」「もう少しだよ」「手のひらを上に向けるといいよ」等と声を掛け合い、励まし合いながら取り組んでいました。この後、糊が乾いて和紙が固定されたら、絵付けになります。どんな絵を描くのか楽しみです。

6年生 修学旅行②

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11月10日に6年生が2回目の修学旅行へ出かけました。今回のコースは諏訪方面です。尖石縄文考古館では、遺跡や国宝の土器を見学しました。仮面の女神や縄文のビーナスなど、見所がいっぱいで、子どもたちは学んだことをしっかりとメモにとり、見学時間が足りなくなるほど熱心に学習しました。諏訪大社の上社宮町通りで買い物をして、昼食はおぎのやで釜飯を食べました。最後に、オルゴール記念館へ行き、オルゴールの演奏を聴いたり、オルゴールの制作に取り組んだりしました。作ったオルゴールは人形の中にセットするタイプのものでしたが、子どもたちは、自分が作ったオルゴール入りの人形に頬を寄せて、優しい音色に耳を傾けていました。古代の文化を感じ、地域の精密工業に触れることのできる、有意義な旅行になりました。

マラソン大会

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11月9日に、マラソン大会を行いました。この日に向けて、子どもたちは体育の時間や休み時間に校庭を走り、走力を鍛えてきました。本番は、学校の近くにある運動公園を会場にして、公園内のトラックと公園の周りのランニング・コースを走ります。晴天に恵まれて気持ちの良い青空の下、子どもたちは力一杯長距離を走りました。保護者の方々も大勢応援に来られて、一生懸命走る子どもたちに温かい声援を送ってくださいました。走る前は、緊張してこわばった表情で無口になっていた児童も、ゴールにたどり着いたときには、「頑張ったね」「疲れたね」と笑顔で友達と言葉を交わしていました。長距離を走り続けることは辛いものですが、仲間と励まし合って最後まであきらめずに走り抜き、ゴールしたときに「やり抜いた」と実感できる体験が、きっと子どもたちの心と体をたくましくしてくれると思います。

5年生 脱穀

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紅葉が進み、赤や黄色の葉が美しく目に映る時期になりました。5年生は田んぼの学習として、今回もJAと役場産業振興課、そして喬木グランドファームの皆さんに支援していただきながら、脱穀の作業を行いました。天日に干してしっかりと乾かした籾を稲架から外し、脱穀機に入れていきます。稲が袋いっぱいになると、子どもたちが協力して軽トラックの荷台に運びました。とても重たくて、いっぱい収穫できたことを実感しながら運びました。藁は、自動で切る機械を使って細かく裁断し、田んぼの中に敷き詰めました。子どもたちは、自分からできることを探して、作業に取り組んでいました。JAの方からも「子どもたちがとても手際が良くて、予定よりも早く作業が終わった。」と褒められました。子どもたちの努力の成果として、たくさんのお米が収穫できました。

6年生 食育学習

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6年生が11月4日に、JA女性部の小麦を栽培・販売しているグループ「Spica(スピカ)」の皆さんを講師に迎えて、小麦について学ぶ食育学習を行いました。小麦に関することをクイズ形式で教わったり、喬木村で行っている小麦栽培を紹介する絵本を読み聞かせてもらったりしながら、地元産の小麦について学びました。また、小麦粉を使ったフライパンピザ作りの実演を見せてもらい、家で実際に作ることができる材料がそろった「ピザ用キット」をプレゼントしていただきました。コロナ禍で、子どもたちが一緒に作ることはできませんでしたが、持ち帰ったキットを使って、家族と一緒にピザ作りに取り組みました。